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自己破産をしたら住んでいる家はどうなるか

家族を持ったらその次に見る夢としてマイホームがあるでしょう。
若い夫婦に小さい子供がいる家庭においてはマイホームを買うだけの預金はないかもしれません。
でも住宅ローンを利用すれば何とか購入できる可能性もあります。
多少生活を切り詰めてでも無理をしてマイホームを手に入れて家族との団らんを楽しもうと考えたりするでしょう。
給料からローン返済をして生活費もあればよいでしょうが、無理をして購入すると生活費が足りなくて借金に頼るときもあります。
ある月だけ少し足りないからと借金を利用し次の月に返済するなどは健全な借金の利用方法です。
良くない借金の利用方法は毎月のようにお金が足りないのに借金をし、足りないので返済もできない状態でしょう。
見た目は何とか生活で来ているようですが家計としては破綻していて、給料が増えるか住宅ローンがなくならない限りはどんどん借金が膨らんでしまいます。
何とか生活していたものの借金が数百万円になったところで自己破産を選択するに至ります。
自己破産をするときに気になるのが住んでいる家がどうなるかでしょう。
まず家を保有しているときには家を売却する必要があります。
市場で売却をして現金化できる資産は基本的に現金化した上で債権者に返済し、残りの借金を免除してもらいます。
住宅ローンも借金の一つになるので借金がなくなって住宅が残ると考える人もいるようですが、それはさすがに甘いと言えるでしょう。
家はなくなっても家財道具やお金は少し残してもらえます。

家がなくなれば住むところを探さなければならず、賃貸物件などを利用することになるでしょう。
ファミリーが利用するとなるとそれなりの広さが必要になり家賃も大変になるかもしれません。
それまでマイホームでゆったり暮らしていたときに比べるとかなり生活は大変になる可能性があります。
賃貸物件の中には所得が低い人向けに優遇されたものも見つけることができ、ファミリーでも問題なく過ごして行けるでしょう。

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